自分でお店をやりたいけど、販売する商品がまだ見つかっていない方へ。
この記事では、主に雑貨屋さんをはじめたい方向けに仕入れ先をご紹介します。
仕入れ先は厳選3社。
この中の1社だけとの取り引きでも、お店として充分な品揃えができる卸業者さんを選びました。
ビジネス間の取引、BtoBでのやりとりを初めて行う方も、ネットショッピング感覚で取引ができる方法も合わせて紹介致します。
買付・転売・せどりの仕入れ方法は注意が必要
商品仕入れ方法として、フリマサイトやリサイクルショップ、または一般のお店で商品を購入して販売するやり方を紹介されている方もいらっしゃいますが、中古品の販売は古物商許可が必要です。
新品・未開封だとしても、古物営業法に、「未使用、未開封の物であっても、一度でも人の手に渡った物は、中古品とみなす」という定義があり、無許可で販売すると古物営業法違反として取り締まりの対象になってしまいます。
仕入れサイトを活用してネットショッピングのように取引
最近ではインターネットで取引できる仕入れモールもあります。
会員登録を行った後、希望の出店メーカーと取引できる仕組みになっており、ネットショッピングの感覚で仕入れが出来ます。
以前の記事でもご紹介したのですが、特におすすめの仕入れモールはNETSEA(ネッシー)とスーパーデリバリーです。
どちらのモールも会員登録を行った後、取引したいサプライヤーに取引申請を行い、承認されれば卸値で商品が購入できます。
掛け率や最小発注金額または数量などは、各サプライヤーによって条件が異なります。
雑貨屋 おすすめサプライヤー(仕入れ先) 厳選3社
今回は幅広く雑貨屋さんを始めたい方に、おすすめのサプライヤーをご紹介します。
Paddy's Market パディスマーケット
おしゃれなナチュラルシャビー雑貨 COVENT GARDEN(コベントガーデン)をはじめ、
ブリキバケツが有名なアメリカン雑貨 Mercury(マーキュリー)、ガレージ風インテリアやキッチンツールが人気の DULTON(ダルトン)、猫好きファンが多いミニチュアマスコット concomble(コンコンブル)を展開するDECOLE(デコレ)など、様々なテイストのインテリア雑貨、文房具、ファッションアイテムの取扱があるので、ここ1社だけの取引でもしっかりとした品揃えのお店ができます。
大型インテリアやディスプレイ什器も展開されているので、販売商品以外にもお店の備品調達にもおすすめです。
ネッシー、スーパーデリバリー、どちらにも出店されています。
現代百貨
ホーム・キッチン雑貨など、ナチュラルテイストを中心に展開されています。
アイデアグッズなどの機能的なアイテムもあり、主婦層をターゲットにしたお店におすすめです。
直営店は静岡市清水区のエスパルスドリームプラザ内にあるtips(ティップス)というお店です。
ネッシー、スーパーデリバリー、どちらにも出店されています。
カメヤマキャンドルハウス
創業80年以上、お供えでおなじみ亀山ローソクのカメヤマ株式会社。
その中でもライフスタイルを提案するキャンドルやインテリア雑貨を取り扱うのがカメヤマキャンドルハウスです。
アロマキャンドルをはじめ、ディフューザーや芳香剤などアロマグッズを中心に展開されています。
特に人気の高いアメリカの YANKEE CANDLE(ヤンキーキャンドル)を中心に、火を灯すと暖炉のようにパチパチと音がする WoodWick(ウッドウィック)や、キャンドルの他にも窓にグミのような質感のデコレーションを施せる GelGems(ジェルジェム)・GUMMY DECO(グミデコ)など雑貨店で人気の高い輸入雑貨の正規総代理店でもあります。
スーパーデリバリーのみで出店されています。
ネッシーとスーパーデリバリーどう違う?
会員登録・月額費無料のNETSEA(ネッシー)
NETSEA(ネッシー)は会員登録・月額費無料なので、登録をしておいて、ちょっとアイテム数が少ないなと感じた時などにスポットで利用するのもおすすめです。
いろんな種類の仕入れ先がありますが、とくにレディースアパレルやファッショングッズなどの商材が強い印象です。
大手メーカーも出店するスーパーデリバリー
出店企業数は3,000以上。
大手メーカーも出店しているので人気商品や有名ブランドのグッズも取扱いできるスーパーデリバリー。
個人的にはネット販売も店舗販売でもネッシーよりも利用頻度が高かったのはスーパーデリバリーです。
スーパーデリバリーは月会費2,000円(税抜)の有料卸モールですが、通常は入会翌月までトライアル期間として無料で利用でき、さらに現在はトライアル登録で入会から1年間は無料で利用できるようです。
期間が指定されていないので、登録の際にはご自身でご確認ください。
開業前の登録も可能なので、開店準備の仕入れにも活用できますね。
さらに店舗備品を取り扱うサプライヤー、ストア・エキスプレス(店研創意)やシモジマ(パッケージプラザ)なども出店されており、幅広く利用できるサイトです。
目的に合わせた仕入れサイトを
この記事では実店舗の雑貨屋さんを想定しておすすめの仕入れ先を紹介しました。
ネットの仕入れサイトは他にもたくさんあり、それぞれ力を入れている商材が異なっているので、自分のショップに合わせて選んでみてください。