お店や商売を始める方、副業で年間所得が20万円以上の方は税務署へ開業届の提出が必要です。
開業届というと、税理士さんにお願いするイメージがある方も多いと思いますが、自身で手続きを行う事ができます。
しかし、税務署への提出書類というと作成が難しそうで億劫になってしまいますよね。
あるいは開業の忙しい時期に税務署へ出向く時間がなかったり。
実は開業届は税務署の窓口に持って行く以外に、オンラインで提出することが可能です。
さらに、会計ソフトでも有名なマネーフォワードが提供する無料サービスのマネーフォワード クラウド開業届を使えば、3ステップで最短5分で書類が作成できます。
この記事では、マネーフォワード クラウド開業届の無料サービスを使って、個人の開業届をオンラインで提出する方法を紹介しています。
事前に準備するもの、記入する項目、最大55万円控除が受けられる青色申告についてもカンタンに説明していますのでぜひ最後までご覧ください。
小さなお店も開業届が必要なの?開業届のメリット
お店をはじめる方、新たに事業を始める方は、原則として開業から1カ月以内に個人事業の開業届(開業・廃業等届出書)を税務署に提出しなければなりません。
開業準備でバタバタしていると手続きを忘れがちになってしまいますので、時間をかけない為にも便利なツールを利用して、なるべく早く開業届を提出しましょう。
青色申告承認申請書を提出した上で青色申告を行えば、最大55万円の青色申告特別控除を受けることができ、税制面でのメリットもあります。
この控除に必要な青色申告承認申請書もマネーフォワード クラウド開業届で作成が可能です。
マネーフォワード クラウド開業届で開業届を提出する準備
マネーフォワード クラウド開業届で開業届を作成・提出する前に、以下の物を準備しておくと手続きがスムーズです。
書類作成時には、以下の項目を入力していくので予め確認しておいてください。
操作に関するご質問はメール・チャットでお問い合わせできるので安心です。
書き方の例も書いてあるので、簡単・迷いません。
紙の書類で自分で記入する際は、いちいち調べながら記入欄を潰していくので、時間もストレスもかかるんですよね。
ここがマネーフォワード クラウド開業届を使う大きなメリットです。
マネーフォワード クラウド開業届に無料登録して書類作成・提出
マネーフォワード クラウド開業届で開業届を作成して提出する場合、まずは無料登録を行ってください。
登録はメールアドレスで行えます。
その他にGoogleアカウント、Appleアカウントのどちらかを選んで始める事も出来ます。
登録後はフォームに従って必要事項を記入していきます。
後半に書類の提出先と提出方法を選びます。
提出先は記入した住所から管轄の税務署が表示されます。
提管轄の税務署の住所情報も、入力した住所をもとに自動ででてくるので手間なく簡単です。
電子申請する場合も、この選択は必須となりますので確認して選んでください。
開業届の提出方法は以下から選べます。
スマホで電子申告する場合に必要なもの
スマートフォンで電子申請を行う場合は、マネーフォワード クラウド確定申告アプリとマイナンバーカードが必要です。
クラウド開業届の「③書類の提出」画面で「スマホで電子申告(おすすめ)」を選択し、表示されたQRコードを読み取ってアプリをダウンロードしてください。
税務署へ直接提出する場合に必要なもの
税務署へ直接持ち込みで提出する際に用意するものは以下のとおりです。
税務署へ郵送する場合に必要なもの
開業届と一緒に青色申告承認申請書も作成可能
確定申告時に最大55万円控除を受けるためには、青色申告(複式簿記で記帳し申告)が必要です。
そのためには、青色申告承認申請書の提出が必要となりますが、マネーフォワード クラウド開業届では開業届と一緒に青色申告承認申請書の作成と提出も無料で行えます。
その他、マネーフォワード クラウド開業届では事業を行う上で必要となる以下の書類を作成することが可能です。
マネーフォワードは開業後のサービスも充実
会計ソフトを提供するマネーフォワードは、開業後の経理業務・はじめての方でも簡単に確定申告ができます。
マネーフォワード クラウド確定申告を使って、銀行やクレジットカードとの連携で取得した明細からの仕訳入力はもちろん、家計簿アプリ「マネーフォワード ME」との連携で家計簿データを利用した入力も可能。
アプリを活用すれば、レシートを撮影するだけで、日付・金額などを読み取り、自動で仕訳が作成されます。
確定申告書、青色申告決算書など、一から作成するのは手間のかかる確定申告の必要書類が自動作成できます。
まずは開業届の第一歩から。
マネーフォワード クラウド開業届でサクっと事業を始めましょう。