ハンドメイド作家さんがオリジナル作品の販売によく使われているハンドメイドマーケット minne(ミンネ)。
「minne」で検索をかけると、続く検索ワードが「売れない」や「ひどい」などが上がってくるんですが、私も正直minneでの販売はしんどかった。
会員登録・作品登録・月会費は無料なので手軽に始められるんですが、販売手数料は10%超えでminne会員は主にライバルとなる販売者さん。
こんな感じなので、みなさん苦戦しているようです。
しかし、この環境を逆手に取って販売促進させる方法があるんです。
二次創作販売を可能にし、同業者をターゲットに販売
「自分のオリジナル作品を加工されるなんてありえない!」と思われる作家さんもいらっしゃると思います。
重々承知しておりますし、自分の作品のパワーで利益が上がるに越した事はないのです。
既に作家として売れている方には申し訳ないのですが今回のお話は無駄になるかもしれません。
しかし、趣味のハンドメイドで副業がてらにminneに登録された方や、どうしても自分のコンテンツが弱いなと悩まれている作家さんは参考にしてみてください。
minne会員はminne販売者が多数
minneの会員登録は、基本的に販売者も購入者も同じ窓口です。
以前の記事でSUZURIの紹介をしたのですが、ここも同じ様な理由で拡販の弱点となっています。
ということは、逆に考えれば同業者はすでに会員登録を済ませており購入の敷居が若干低くなるので販売促進するチャンスでもあるのです。
具体的にどうするの?
自分の作品をパーツ(素材)として展開
例えば消しゴムハンコの作家さんであれば、布地を使うハンドメイド作家さんに二次創作品販売可能として販売すれば、オリジナルハンコのデザインを使った布小物が出来上がります。
自動的にコラボレイト作品が販売されるという仕組みです。
アクセサリー製作をされている方は、バッグやポーチなどに使えるようなチャームを展開。
縫製を得意とする方は、アクセサリーや小さい小物を販売する際によく付属している小さいポーチや巾着などを名入れして販売するなど、とにかくminneで販売している作家さん向けに商品を展開してみてください。
付加価値をつけて利益率を高くする
上記でも少し触れたように、minneは名入れ商品も人気が高く、購入者にとって他では買えない商品は単価が多少高くても売れる傾向があります。
オーダーメイドとまでは言わなくても、消しゴムハンコなどの場合は1点モノのデザインとして通常よりも単価は高めに設定するのがおすすめです。
ハンドメイドの販売価格設定はminneで詳しく説明されているので参考にしてみてください。
二次創作された作品をSNSで拡散
自分の作品が使われた新たな商品はSNSなどで拡散していきましょう。
もちろん購入者さんの作品を多いに宣伝してください。
これが自分の作品の新規購入へと繋がっていきます。
購入者兼販売者さんへの掲載許可は商品ページの二次創作使用の際の条件などと合わせて書いておくと親切ですね。
サンクスメールや購入後のやり取りでコミュニケーションをしっかりと行うとリピートにも繋がりますし、クリエイターならではの情報や企画が得られるチャンスの場となります。
また、minneの商品ページの写真に、使用例として写真を使わせてもらうと、次の販売促進へと繋がります。
デザインは1点モノとして拘りたい方も、過去の作品事例として関連作品の写真を掲載すると、購入者でありminneの作家さんは、自分も応用して何か作ってみようかなと購入を促すきっかけになります。
この販売方法は、とにかく1つでも実績が出来上がったら事例を外へ向けて発信する事が今後の販路拡大への決め手となります。
パッとわかりやすい縦型ショート動画がおすすめ
SNSで拡散するなら、インスタグラムリールやTikiTokなどで人気のある短く編集した縦型ショート動画がオススメです。
スマホで何気なく手軽に見れるので、印象に残りやすいのが特徴。
動画の作り方や効果的な編集方法がわからない方でも、一度コツを覚えてしまえばある程度テンプレート化できるのもショート動画の利点です。
何から始めればいいかわからない方は、1日で講座が終了する短期型スクールの【縦型動画LABO】がおすすめ。
無料説明会も用意されているので、短期で集中してショート動画編集を学びたい方は、まずは無料説明会に参加してみてください。
Creema(クリーマ)やメルカリでも応用可能
今回はminneを中心にお話しましたが、同様のハンドメイドマーケットでCreema(クリーマ)などでも同様の販売手法が使えます。
メルカリなども、売り上げ利益がそのままメルカリのお買い物に使えるので、同じ様な仕組みで同業のハンドメイド作家さんをターゲットに販売促進ができますね。
どこの販売チャネルでも強みもあれば弱みもあるので、全てを同じ様な販売方法にするのではなく、その場その場に合わせた戦略を打ち出す事を気に留めてみてください。
これだけでも知っていると知らないでは売り上げが多いに変わっていきます。